1年前.....


「ゆう、今日は桜龍の倉庫に来るか?」

「行っていいの!?」

「いいぞ。今日はゆうの誕生日だしな!」

「行く!」

「じゃぁ、今から行くか」

「うん!」











[ニヤッ]


タッタッタッ



「ん?......悠斗!!」


ドシュッ




「........え...お兄ちゃん?... 」




「...ゆ...ぅ..と..」




「....兄さん!兄さん!! 兄さん!!!!!」





「いやぁぁぁぁぁーーーーー!!」



「水龍もたいしたことねぇじゃん!

 ...っていゆうかうるせぇんだよ!!」

 

ドスッ
 



少年の叫び声は聞こえなくなった