幼なじみの恋







「…そーなの。」




そう言って莉子は俯いた。




表情ははっきりと見えなかったけど、莉子はきっと、私が何となく分かってることに気づいてたんだと思う。







だから、自分にだけ言ってもらえなかったのが嫌だったんだ。








その後は変な空気になってしまって、今日はこれでお開きにしたのだった。