「……私、き、記憶喪失なんですかね?」 「どーしてそう思うの?…さっきは、違うって言ってたじゃない。」 そりゃ… そんなに昔の言われて、 記憶喪失の話なんて聞かされたら、 不安にだってなるでしょ! 不安と同時に、私の視界がぼやけてく… 「……うーん。そうねぇ。」 それを見て先生は何かを考えて唸ってる。