「ちょっ!莉子っ!恥ずかしいから抱きつかないで。」





あれ?莉子の激しかった動きが止まった。





「莉子?どーしたの?」





呼びかけてみるが応答なし。





「りぃーこぉ?」





「…………ねぇっあれ。」



抱きついたまま、窓の外を見て固まってる。





「え?何?どーしたの?」




気になって見た。