「あったかいでしょ?」 「うん。あったかい」 なんでか僕は急に照れ臭くなった。 けど、メガネ越しにみる彼女の目がとても優しくて… 無意識に抱きしめていた。 「きいくん?」 「こっちのほうがあったかい」 「うん。あったかいね」 なんだ? 感情が止まらなくなる。 「…………好きだよ。」 「私も。」 いつまでも好き。 僕はそう思いながら、ずっと奈美を抱きしめていた。