なんだかんだしてるうちにカフェが始まった。


「いらっしゃいませ~」



「飲み物くださぁい!」




開始と同時にたくさんのお客さんが入ってくれた。



そのせいか、たちまち教室はお客さん達で賑わっていた。



いつもの制服を着崩して、オーダーを聞いている和樹は本当にお店で働いてるみたいだ。



そんな和樹を見て女の子のお客さんは目をハートにしてる。



…可愛いなぁ…



なんて、思ったりした。



それから、
もう一人。


お客さんを呼んでくれたと思う人。




そぅ……


真璃菜だ。




「ありがとうございました!! また来てくださいね♪」




なんて、
さりげなくボディタッチする真璃菜。


ニコニコ笑顔の真璃菜にメロメロになってる男子客。