「なんでもありませーん」
「意味わかんねぇ…」
あはは…和樹の顔、
ちょっと赤いよ…
「もぉ、怒らせんなよ…マジで次は本気で怒る
からな」
「はぁい!」
ふふ…
可愛い…。
「てかさ、敦也。 アイツには気を付けろよ?
アイツが敦美に惚れてんのは、ホントだと…思
うし… なっ?」
首を少し傾けてあたしの顔を除きこみながら頭をぽんぽんと叩く。
「うん…!」
本気…かぁ
和樹にもたまに思うけど、
なんであたしなんだろう…?
他にも可愛い子はいっぱいいるのに……
チラッとそんなことを考えながら、和樹を見る。
相変わらずカッコいいんだから……
まっ、
あたしも和樹が好きだから良いんだけどね♪

