「手伝いって…?」 奇妙な笑い方に寒気が襲った。 ゆっくり一歩ずつ近づいてくる。まほにあたしは、後ずさりをする。 「あたしねぇ…見ちゃったんだよね…」 な、にを? って聞きたいけど、怖くて声が出ない。 「なんだかわかる? ま、アンタにわかるわけ ないよね~!!」 他の女子達とキャハハと笑うまほ。 「まぁだ、わかんない?」 まほじゃない、女の子があたしの肩をドンと押してあたしを壁に押し付ける。