「ねっ…ねぇ……」 「ん?」 ここは、和樹の部屋。 カーテンも閉めきって電気もついてない。 真っ暗な部屋に、すでにブラウスか脱がされかけてるあたしと、 上半身裸の和樹。 「さっきは、屋上だったから止めてやったけど 次は本気で止めてやんねぇ」 「……良いよ…」 もう、逃げられないって思った。