2人で並んで歩く。 でも家に付く時間がいつもより短く感じちゃって。 …………好きな人といるだけでこんない違うんだなぁ。 なんてしみじみ思ってみたり。 気づけばあたしの家の前にいて。 「じゃあまた明日な」 怜也ともうバイバイかぁ。すごく、寂しい。 そのとき、 「………怜也君!?」 っていう声がした。