年下王子に溺愛されて





抱きしめられてるドキドキからかはわからないけど、なんでか私は気持ちを抑えられなくなっちゃつて。



「………だもん。」


「ん?」




「桃ちゃんと話してるとこ見るの、嫌だったんだもん………。」


言っちやった。


私、嫌な女…
彼女でもないのになぁ…


だけど返ってきた言葉はちょっと意外だった。


「それ、俺もちょっとは期待していいってこと?」