年下王子に溺愛されて





しばらく泣いていると、突然バンっと音をたてて、屋上のドアが開いた。



やばいよっ…こんなとこ誰かにみられたらどうしよう…


そう思って隠れようと思ったものの屋上にはなにもないから隠れられない。ー
とりあえず隅っこのほうで扉に背中を向けて丸まっていると


「……………小夏?」


何故か私の大好きな人の優しい声が聞こえました。