ラベンダー畑おぼえてる?

 二人の温度差は縮まるどころか相反しており、るいは異常なくらい身構えていた。


「るいちゃんのお世話か………、そうか!今日泊まればいいんだ!私って天才」

「変な考えは控えていただけますか?警察呼びますよ?」


 ケータイの1の番号を2回押するい。けれども、奈緒は気にする様子はなく妄想は止まらない。


「そうだ!ついでに恋のお勉強を教えてあげようか?」

「お断りします、拒否します、話さなくっていいです」

「るいちゃんの魅力アップのために」

「ウザ子に教えてもらうくらいなら、雑誌のやつで十分」

「ダメダメ!?るいちゃんの事を知り尽くした私が教えないと」

「ウザ子に教えてもらったら、私がウザ子二世になるんですけど?」


 このような押し問答は更に続き、今日も家になかなか着かないままであった。