ラベンダー畑おぼえてる?

 外は風が止んで少し寒いくらいであった。が、るいは奈緒に離れようとはしないくらいベッタリ引っ付く。


「る、るいちゃん。何か歩きづらいよー」

「奈緒の真似〜」

「私は腕にベッタリ派だよ?」

「そう?いつもこんな感じじゃない?」

「……私って普段こんな事してるかな?」


 ベタベタ引っ付いている事以外はいつものるいに戻っており、奈緒は一安心したのか優しい顔をしていた。


「ねえ、今から家に来ない?」

「るいちゃん家に?うん別にいいよ」

「あ、変な事しないでよ」

「えへ、えへへへへへ」

「あのーすみません、来て下さるのをやめていただけますでしょうか?」

「やだ〜〜、絶対に行く〜〜」


 奈緒の方からるいにベタベタ引っ付き、るいは少々迷惑そうな顔になり、そこにはいつもの二人に。