「小島、ないなら終わ………」
「待って下さい、私ってこの進路でいいんですかね?」
「・・・・・」
「・・・・・」
その答えは野田自身もわからないために何も言えず、教室内では時が止まったように静かになった。
「将来がわからないなら今出来る事をやればいいさ」
「………………はい」
「なら今日は終わりだ。また相談があるなら来いよ」
るいは頭を下げて挨拶し、荷物を持って進路相談室を後にしようとする。
だが、何か聞いたらいいかも知れないという気持ちから進路相談室から出られない。
「小島?」
「……………すみません」
何かもどかしい気持ちが残ったが、それが何かわからないまま廊下に出る。
廊下に出るとそこには奈緒が立っており、手には先ほど頼んだココアを持っていた。
「待って下さい、私ってこの進路でいいんですかね?」
「・・・・・」
「・・・・・」
その答えは野田自身もわからないために何も言えず、教室内では時が止まったように静かになった。
「将来がわからないなら今出来る事をやればいいさ」
「………………はい」
「なら今日は終わりだ。また相談があるなら来いよ」
るいは頭を下げて挨拶し、荷物を持って進路相談室を後にしようとする。
だが、何か聞いたらいいかも知れないという気持ちから進路相談室から出られない。
「小島?」
「……………すみません」
何かもどかしい気持ちが残ったが、それが何かわからないまま廊下に出る。
廊下に出るとそこには奈緒が立っており、手には先ほど頼んだココアを持っていた。


