それから30分が経過。前の生徒は予想以上に難航しているようで、終わる気配すらない。
「う〜〜ん」
「奈緒、本当に帰っていいからよ。寒いでしょう?」
「それはるいちゃんもでしょう?私が温めてあげようか?」
「や、やめて。寒さが倍増するから」
「暖かいものでも買ってくる。るいちゃんは何がいい?」
「ココアね。カロリー低そうなやつ」
「私たちくらい甘いやつね〜」
荷物を置いて奈緒は自販機のあるところへ。一人ぽつんと待つるい、廊下には人っ子一人いない。
「まだかな〜」
独り言のようにそう言うが返事はさっきみたいに返事は返ってこない。
奈緒がいなくなった事で、急に不安になったるいは奈緒が戻って来てほしいと願った。
すると先に入った生徒は進路相談室から出て来た。不安の中、るいは入れ代わるように進路相談室に入った。
「う〜〜ん」
「奈緒、本当に帰っていいからよ。寒いでしょう?」
「それはるいちゃんもでしょう?私が温めてあげようか?」
「や、やめて。寒さが倍増するから」
「暖かいものでも買ってくる。るいちゃんは何がいい?」
「ココアね。カロリー低そうなやつ」
「私たちくらい甘いやつね〜」
荷物を置いて奈緒は自販機のあるところへ。一人ぽつんと待つるい、廊下には人っ子一人いない。
「まだかな〜」
独り言のようにそう言うが返事はさっきみたいに返事は返ってこない。
奈緒がいなくなった事で、急に不安になったるいは奈緒が戻って来てほしいと願った。
すると先に入った生徒は進路相談室から出て来た。不安の中、るいは入れ代わるように進路相談室に入った。


