お昼をすませると奈緒たちが来るまでの時間、るいは自分の部屋に行く。
夏休みの宿題を机に置いた後、することもないので部屋にある人形に話しかけた。
「ねえねえクマちゃん、今日………あかねちゃんって子と仲良くなったよ」
クマのぬいぐるみにささやくように話し、クマのぬいぐるみを喜んでいるように動かす。
「それに………ね、今日遊びに来るんだ。………え?あかねちゃんだけかって?………違うよ、奈緒ちゃんに麻理ちゃんも」
るいはぬいぐるみの両頬を引っ張ると、先ほど奈緒とあかねにツンツン突かれた事を思いだし、微笑む。
「…………まだかな」
家から帰って15分経過、るいは時計が早く進むように祈った。
「・・・・・」
るいはそのまま時間の針が進むのをじっと見て、その場から動こうとは全くしない。
夏休みの宿題を机に置いた後、することもないので部屋にある人形に話しかけた。
「ねえねえクマちゃん、今日………あかねちゃんって子と仲良くなったよ」
クマのぬいぐるみにささやくように話し、クマのぬいぐるみを喜んでいるように動かす。
「それに………ね、今日遊びに来るんだ。………え?あかねちゃんだけかって?………違うよ、奈緒ちゃんに麻理ちゃんも」
るいはぬいぐるみの両頬を引っ張ると、先ほど奈緒とあかねにツンツン突かれた事を思いだし、微笑む。
「…………まだかな」
家から帰って15分経過、るいは時計が早く進むように祈った。
「・・・・・」
るいはそのまま時間の針が進むのをじっと見て、その場から動こうとは全くしない。


