答えたくないるいはあかねの目を見ないようにするが、あかねはるいから目線を外そうとしない。
「るい!観念して早う話しー!!」
「『ラベンダー畑おぼえてる?』の手紙を入れていた箱があるんだけど…………」
「それで?」
「それを入れていた箱、麻理ちゃんからもらって…………」
「それで?」
「あかねちゃん怖いよ。落ち着いて」
しかし、あかねの怒りは収まらないのか目線を全く外さず、るいは更に後ろに一歩引いた。
「その…………その箱、壊れたからもらったんだけど…………」
「それで?早くビャァーと話しー」
「その箱を壊したの、私なんだ。綺麗だから触って落として…………」
「何か弱いな〜。他は他?」
あかねはイライラしているのか口調が次第に早口になり、るいに迫るように顔を寄せた。
「るい!観念して早う話しー!!」
「『ラベンダー畑おぼえてる?』の手紙を入れていた箱があるんだけど…………」
「それで?」
「それを入れていた箱、麻理ちゃんからもらって…………」
「それで?」
「あかねちゃん怖いよ。落ち着いて」
しかし、あかねの怒りは収まらないのか目線を全く外さず、るいは更に後ろに一歩引いた。
「その…………その箱、壊れたからもらったんだけど…………」
「それで?早くビャァーと話しー」
「その箱を壊したの、私なんだ。綺麗だから触って落として…………」
「何か弱いな〜。他は他?」
あかねはイライラしているのか口調が次第に早口になり、るいに迫るように顔を寄せた。


