その後、るいは自分の部屋で見つけた机の裏やタンスの上など、何度も何度も往復するかのように探すが何もない。
部屋はある程度大きかったのだが、二人で探したため、ものの十数分ほどでほとんど探し終えていた。
「やっぱり見つからないか…………」
「・・・・・」
「奈緒、本当に麻理ちゃんの部屋にタイムカプセルあるって思ってる?」
「ラベンダー畑ってやつどこにもなかったんでしょう?」
「それはなかったけど……………」
「それならこの部屋にあるかもしれないし…………」
「私もそれは考えたけど、コレだけ探してないなら……………」
「・・・・・」
「麻理ちゃんが持っていたんかもしれないよ?」
奈緒もその可能性について頭になかったわけではなかったのだが、それを振り切るかのように、既に探した場所を再度探した。
部屋はある程度大きかったのだが、二人で探したため、ものの十数分ほどでほとんど探し終えていた。
「やっぱり見つからないか…………」
「・・・・・」
「奈緒、本当に麻理ちゃんの部屋にタイムカプセルあるって思ってる?」
「ラベンダー畑ってやつどこにもなかったんでしょう?」
「それはなかったけど……………」
「それならこの部屋にあるかもしれないし…………」
「私もそれは考えたけど、コレだけ探してないなら……………」
「・・・・・」
「麻理ちゃんが持っていたんかもしれないよ?」
奈緒もその可能性について頭になかったわけではなかったのだが、それを振り切るかのように、既に探した場所を再度探した。


