ラベンダー畑おぼえてる?

「…………ねえ………どこに埋めるの?」

「え?埋める?何言うてんね………、あー、そうやなどこらこの辺埋めるん麻理?」


 あかねはうっかり口を滑らせそうになっていた。その様子に、るいも薄々何か変である事に気付いたのか、疑いの目。


「そ、そうだね………、あかねちゃんはいいとこ知らないの?」

「ウチはこっちに転校して来たばかりやから、知らんよ」

「そ、そうだったね」

「埋めるの麻理やし、ずっとこっち住んどるやろう?」

「そ、そんな事急に言われても………」


 るいの疑いの目は麻理にも。


「な、奈緒はどこか知らへん?」

「えーと、ねー、隠せそうな場所は……………ねー」


 もちろんそこまで考えていなかった三人、どこに四角い缶を埋めたらいいかわからず、るいの疑いの目は三人全てに向けられた。