「さすが奈緒やー、出来る女はちゃうなー、すんばらしいー」
「・・・・・」
「あーあ、他に夏休みの宿題手伝ってくれへんかなーー、特にマリって名前がつく子とか」
目線を外さないあかねは麻理の顔を近づけ、麻理はあかねの目を見ないよう更に目線を外す。
「あーあ、冷たいなー。せんべい食べといて宿題手伝ってくれへんなんて」
「・・・・・」
「ウチかてそんな事してもろうたら、ちゃんとお礼するけどな〜」
「・・・・・」
「それに比べ奈緒はさすがやー、ウルトラスーパーめっちゃ優しいわ〜」
少し頭を動かした麻理は奈緒のいる方向をチラり。ケンカしている事もあって、その目線は長くは見れない。
「…………何なん?二人またケンカ?」
しかし、奈緒も麻理も答えようとはしない。二人の表情を見たあかねは予想から確信に変わった。
「・・・・・」
「あーあ、他に夏休みの宿題手伝ってくれへんかなーー、特にマリって名前がつく子とか」
目線を外さないあかねは麻理の顔を近づけ、麻理はあかねの目を見ないよう更に目線を外す。
「あーあ、冷たいなー。せんべい食べといて宿題手伝ってくれへんなんて」
「・・・・・」
「ウチかてそんな事してもろうたら、ちゃんとお礼するけどな〜」
「・・・・・」
「それに比べ奈緒はさすがやー、ウルトラスーパーめっちゃ優しいわ〜」
少し頭を動かした麻理は奈緒のいる方向をチラり。ケンカしている事もあって、その目線は長くは見れない。
「…………何なん?二人またケンカ?」
しかし、奈緒も麻理も答えようとはしない。二人の表情を見たあかねは予想から確信に変わった。


