ラベンダー畑おぼえてる?

「私たちも待つよ。ね、るいちゃん」


 るいは何回も首を縦に振り、一緒に残ると必死にアピール。


「でももう暗くなっちゃてるよ。奈緒はるいちゃんを送りなよ」


 麻理の言葉に周りを見渡したるいと奈緒。辺りは5メートル先も見えないほど暗くなっており、るいは不安のあまり奈緒の着ていた服を掴んだ。


「………なら私はるいちゃんを無事に届けるから、あかねちゃんを宜しくね」

「…………るいちゃん?」

「え?」

「奈緒がるいちゃんって言うの始め………、ううんいいや」

「それより本当にいいの麻理ちゃん?」

「大丈夫だって!るいちゃん宜しくね」

「………うんわかった。そっちも気をつけて帰ってね」


 奈緒とるいは悪いと思いながらも麻理を信じてに別れを告げ、公園を後にして家路を走って帰るのであった……。