ラベンダー畑おぼえてる?

「めずらしいな、一人でいるとか」

「うん、たまにはね…………」

「いつもなら関西出身の子とか、この前会った……………」


 すると雅明は何故か辺りをキョロキョロしだし、何やら焦っていた。


「雅明?」

「なあ……る…………、いえ小島さん、今日松本さんはどこです?」

「ハァー?奈緒なら読モの撮影とかでいないけど」

「本当!よかったー」


 雅明は安堵し、その意味がすぐにわかったるいは深く追究はしなかった。


「ところで今日も配達?」

「うんうん、今日は個人的な用」

「個人的な?」

「まあまあ、それよりるいこそこんなところで何してたの?」

「私も個人的な」

「何だ?気になるなー」


 二人は少しおかしくなったのかその場で少し笑い、るいに少し笑顔が戻った。