「きっとこれは、るいちゃんが私に愛のこく……」

「奈緒ウザい!………それよりラベンダー畑ってどこ?」

「どこだったけな………、るいちゃんわからない?」


「奈緒がわからないなら、私がわかるわけないじゃん!?」


 るいはあかねの方を見るが、あかねも覚えがないらしく手を横に振り、るいは奈緒に疑いの目。


「どうせ奈緒のデタラメに書いたやつでしょう?」

「違うよ、昨日部屋の掃除したら出たやつだし」

「本当にー?」

「もうー、それならコレは何?」

「得意のド変態妄想で作り上げたやつなんじゃない?」

「私、るいちゃんからの信用ないわけ?」

「うん。なきにしかあらず」

「あかねちゃん〜、るいちゃんがイジめてくるよ〜」


 奈緒はあかねに抱き着こうとする。しかし、嫌だったようでサッと横にスライド。