ドアを開けるとそこには、クラスメイトと"ヤツ"がいた。 「北山優さん、長谷川和希くん、ようこそ。さまよいの教室へ。」 そう"ヤツ"は言い、俺達に握手を 求めた。"ヤツ"は黒い月のような仮面をつけ、いかにも不気味な雰囲気だ。 「お、お前は?!」