流れ星☆彡

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七月に入って、蒼太を保育園へ預けた。


赤ちゃんがいつ生まれるかわからないし、生まれたあともあたしは入院しなきゃならない。


だから、それに備えて預けた。


でも……


優太がいなくなってしまったことで、蒼太も気持ちが不安定になってるからか……


保育園でも泣きっぱなし。



蒼太はパパが大好きだった。


ううん、今でも大好き。


だから、寝言で“パパ”って呟いたり、夕方になると玄関でパパの帰りを待っている姿を見ると……


凄く辛い。



だから、蒼太の前では泣かないようにしなきゃって頑張っているけれど……


やっぱり我慢できなくて、泣いちゃうこともよくある。


でも、できるだけ蒼太が寝てから、あたしが一番大好きな顔で笑ってる優太の遺影を前にして、涙を流す。


ほんとに大好きな笑顔。


この笑顔に一目惚れしたんだよな。




優太……


ほんとにいなくなっちゃったの?


もう帰ってくることはないの?


どれだけ問い掛けても……


優太からの返事はない。