流れ星☆彡

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「ただいま」



そうこうしているうちに、優太が帰ってきちゃって……


どうしよう……


蒼太を抱きながら、玄関へ向かう。



「おかえり」


「ただいま。どうした?元気なくねぇ?」



そう言いながら、優太はいつものようにチュッとキスをしてきた。


それから蒼太を抱いて、蒼太の頬にもキスをしたけれど……



「ごめんなさい」



リビングへ続く短い廊下を歩きながら謝った。



「絢華?」


「……イブなのに……」


「ん?」



リビングに入って……



「あれ?ツリーはどうした?」


「……蒼太がね……」



今日の出来事を話すと、優太は“ふっ”と笑って



「そんなこと気にすんなよ。準備はどこまでできたんだ?」


「ほとんどできてない」


「じゃあ、外食いに行くか?」


「え、いいの?」


「いいよ。今日した準備は明日の夕飯に回せよ」


「うん。……でも、蒼太がいるから、ファミレスとかだよ?イブなのに……」


「絢華、……どこだっていいじゃん。一緒に過ごすことに意味があんだろ?」


「うん」


「じゃあ、準備して出るぞ」