流れ星☆彡

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学校で三者面談があった。


おばあちゃんには“桜ヶ丘高校へ行きたい”って伝えてあった。


先生を前にして、机の上には成績表と志望校を書いた紙。


「んー、桜ヶ丘は厳しいな。ワンランク下げないか？」


「……どうしても、桜ヶ丘へ行きたいんです」



先生はさっきよりもさらに厳しい表情になった。



「今のままだと合格する確率は50％程度だぞ？」


「……あと五ヶ月、死ぬ気で頑張ります」


「……厳しいと思うけどな」



先生とあたしの会話を聞いていたおばあちゃんが、ゆっくりと口を開いた。



「先生、絢華の好きなようにやらせてもらえませんか？」


「……」


「五ヶ月頑張って、ダメだと思ったら諦めると思うんです。それにもし、桜ヶ丘を受験したとして、不合格になっても、絢華は後悔はしないと思います」



先生の視線がおばあちゃんからあたしにうつった。


“はぁ…”とため息を吐いたあと、



「わかったよ。須藤がそこまで行きたいなら。……先生も力になるから、聞きたいことは何でも聞きなさい」