手が離れた瞬間、心まで離れた気がして、凄く切なくなった。
「絢華、これプレゼント」
手渡されたのは、細長い箱。
「わっ!ありがとう!開けてもいい?」
「ん」
するりとリボンをほどいて、包装紙をはがして、箱を開ける。
「わぁー、可愛い!」
ハート型のネックレスだった。
「優太、付けて!」
「俺が付けんの?」
「うん!」
胸辺りまである髪を上げて背中を向ける。
「……」
「優太?」
でも、なかなか付けてくれない。
優太の方を見ると、思いっきり顔をそらされた。
な、に?
「前向いてろよ、付けてやるから」
「……うん」
なんか、怒ってる?
あたし、なんかしたっけ?
いつもの優太からは、想像もつかない行動だった。
「ほら、できた」
胸の辺りを見ると、ハートのネックレスが光っていて、優太からもらったってだけで、このネックレスが凄く特別なもののように感じる。
「ほんとにありがとう。ずっと付けとく……いい?」
「ん」
「絢華、これプレゼント」
手渡されたのは、細長い箱。
「わっ!ありがとう!開けてもいい?」
「ん」
するりとリボンをほどいて、包装紙をはがして、箱を開ける。
「わぁー、可愛い!」
ハート型のネックレスだった。
「優太、付けて!」
「俺が付けんの?」
「うん!」
胸辺りまである髪を上げて背中を向ける。
「……」
「優太?」
でも、なかなか付けてくれない。
優太の方を見ると、思いっきり顔をそらされた。
な、に?
「前向いてろよ、付けてやるから」
「……うん」
なんか、怒ってる?
あたし、なんかしたっけ?
いつもの優太からは、想像もつかない行動だった。
「ほら、できた」
胸の辺りを見ると、ハートのネックレスが光っていて、優太からもらったってだけで、このネックレスが凄く特別なもののように感じる。
「ほんとにありがとう。ずっと付けとく……いい?」
「ん」


