流れ星☆彡

「ここ」



そう言って、付けた場所を人差し指で押した。



「……そんなとこに付けたら……見えちゃうじゃん」



肩よりも耳に近い左の首筋に痛みが走った。



「見えねぇと、“俺のもの”って主張できねぇじゃん」


「主張できなくていいし。……てかもう無理じゃん!」



ヤダ、どうしよう。


こんな場所。


シャツの襟にも隠れないよっ。


付けられた場所を押さえて、どうしようかと頭を捻らせていると……


胸元にも次々とチクリチクリ……



「ちょっ、優太!」



そんなに付けたら、体育や部活の時の着替えもできないっ。


必死で頭を引き離そうとするけれど、優太の細くて長い指先での愛撫が始まって、それどころじゃなくなってしまった。



「…んッ…」


「絢華、愛してるよ」


「……優、太……」



結局あたしは……


優太に溺れちゃうんだ。