流れ星☆彡

「優太にその気がなくても……ほら、お酒が入ったりすると……、……ごめん、たぶんやきもち。……勝手にいらぬ想像して、勝手にやきもちやいてるだけ」


「やきもち?」


「うん、優太はモテるから、ついいろんなことを考えちゃう」


「それは俺も一緒。俺だっていらぬことばっか考えて、勝手にイライラしてるぞ?」


「えっ」


「俺も、嫉妬ばっかしてる。絢華の口から男の名前が出るたびに、こうメラメラと嫉妬心が……」



と言いながら、手をヒラヒラさせている。


たぶん“メラメラ”を表現しているんだろうけど……



「ぷっ」



思わず吹き出してしまった。



「何笑ってんだよ。俺が真剣に話してんのに」



真剣?


真剣で、その動き?


ダメだ……



「だって、……あはは」



なんか、こういうわけわかんないことしてる姿も……


ほんとに愛しくて、好き。


いつまでも笑いを止められずにいたら……


優太は意地悪な笑みをこぼしながら



「いい加減にしろよ」



そう言って……


唇で唇を、塞いできた。



「…んッ…」