流れ星☆彡

ベッドに寝かされて、ズボンに手がかかった時……



「ダメッ…」



あたし、アザがあるんだった。



「絢華?」



今まで優太に求められて、こんなふうに言ったことがなかった。


優太は驚いた顔をしていたけれど、



「何で?」


「……」



なんて言えば……


今日こうなることを考えていなかったから、うまい言い訳が思い付かない。


どうしよう。


ふと、優太の手がちょうどアザのできたあの場所に触れて……



「…イッ…ッ……」



あまりの痛さに、体を丸めて顔を歪めてしまった。



「絢華!?どうした!?」



優太がゆっくりとあたしのズボンを下げた。


あたしの頭の中は、“なんて言い訳しよう”って、そればかりだった。



「…んだよっ、これッ…」



優太は慌てて起き上がり、電気を付けた。


どうしよう。



「どうしたんだよ、これっ!?」


「……転んだの」


「嘘付くならもっとうまく付けよっ!」


「え」



何で、嘘だってわかるの?