美夢は

最後の最後まで

俺らとすごしたいと願っていた

それをかなえた楓は

俺たちの手の届かない場所へ

いってしまったのだ

「幸せだったかな?美夢」

「きっと幸せだったよ」

幸せだったことを

願った