禁忌を犯した天の使い


「腕が…治ってる…?」


ありえない。折れたのはさっきなはずだろ…?

応急処置の時、確実折れている。全治三ヶ月かそこらと思っていた。


だが今、零の腕は正常に動いている。

医者志望のオレはある程度の知識はある。

疲れてるんだ。と自分に言い聞かせ、テレビの電源をつけた。



そのころ零はとても幸せな、淡い思い出の夢を見ていた。



ララと共に笑いあった日々を思い出して…