恋羽の切手

「宮本さん。おはようございます」
「お待ちしておりました。」
ガチャ!

「オッハヨー」
「わぁっ。先に行ったんじゃ…」「歩くの面倒になった。」
「桃花には呆れるよ…。」
「麻乃亜様。閉めますね」
「はいっ!」

車を走らせて20分…

「ついたぁ。」
「うん。着いたね…」
「麻乃亜。どうかした!?」
「トイレ行ってくる!!!!」
「また!!!!!!!」
「先行っててぇーーー」

ジャー
「スッキリしたっ!急がなきゃ」
あれ昨日と同じ…まぁいっか!
いくぞっ!

たったった…

ドッカーン
「痛っいーーー」
「ごめん。大…あっ!昨日の麻乃亜ちゃん」
「あぁ!!!!!」

ヤバイ…心臓バックバク!!!
この美形の顔にやられたんだった…。

「もう。会うことないと思ってました!!」
「俺もっ!」
「会えてよかった。」
「っえ!?」
「いやっ!なんでも。」
「ねぇ。何年生!?」
「今。高校2年生です。大我さんは!?」
「高校3年生。」
「1つ先輩だっ。」
「そうだね!」

この笑顔…やばいよぉ〜!

「昨日。聞こうと思ってたんだけど…。」
「何を?」
「メアド…教えてほしい。」
「えっ。だって…えっ!?」
「マネージャーと社長にはないしょ!」


別に、マネージャーにも社長にも会うことないしっ!!

「まぁ…いいですよ!」
「やったー!」