「断るわ」


ばっさりと切り払う。
何故明らかに敵意を持った人と一緒に行かねばならないのか、理解しかねた。


「えぇーいぃじゃぁん」
「そぉだよぉ。行こぉ」
「断るって言っ……っ!!」


思いの外強い力で引っ張られ、前のめりに椅子から立ち上がる。

キッと睨みつけると「やぁだぁ、怖ぁい」と笑い飛ばされた。
諦めの気持ちで溜め息をつく。


結局、引きずられるままに、瑞姫は教室を出ていく羽目になったのだった。