小さく笑んで、里沙の小さな身体を抱きしめる。


「大丈夫、大丈夫。お姉ちゃんそんなにやわじゃないでしょ?」


言葉に出して、ああ、と自分で少し納得した。

香奈も勿論瑞姫を心配していたけれど、自分でも意外な程落ち着いていた。
それはきっと、香奈が瑞姫を信頼しているからだ。

別に、里沙や那央や透が、瑞姫を信頼していないわけではない。
ただ、香奈は心配より信頼が勝っただけの話。


「だから、里沙はちゃんと寝てなくちゃ。じゃなきゃお姉ちゃん、里沙のこと心配しちゃうよ」
「……うん。香奈。ありがとう。おやすみなさい」
「おやすみぃ」