だが、その考えは間違っていなかった、ということが放課後に判明する。


授業とホームルームさえ終わってしまえば、瑞姫が学校にいる意味はない。
そのため瑞姫は、いつも通りさっさと帰宅しようと、ぼろぼろの上履きから靴に履き変えた。

そしてそのまま少し歩いたところで。


「ねぇ、黒瀬。今日はとっても素晴らしい天気だと思わない?」


クラスメートの女子か厭な笑顔を顔面に貼り付けて、瑞姫に近寄ってきた。