『ごめん』ってなに・・・? なにを謝るの? 美咲さんの事? あたしを待てせた事? あたしを…無理矢理乱暴しようとした事? もう頭の中グチャグチャ。 「なんでぇ…?」 簡単に壊れてしまう心。 信じていくのは難しいよ・・・ 「美咲さんでしょ・・・!? 知ってるから・・・あたし全部知ってるから隠さないで話してよ」 「………」 じっとあたしから視線を逸らさない要。 暗い部屋の中、外からの光に照らされてあたし達。 スウっと要が息を吸い込むのがわかった。 「…………美咲は俺の……」