「・・・・・・・」 あたしは言葉も出ない。開いた口が塞がらず、ただ要を見つめた。 「よし!じゃーーー決まりっ!」 は? 要はにっこり微笑むとあたしの腕を掴んで歩き出した。 へ? なんで? いつあたしが了承したぁ? あたしは要に引きずられるまま、図書館を出た。 ずんずん歩く要。 ねぇ・・・ 本気で言ってんの? ホテル・・・ホテルって・・・・・!? 「助けてーーーーっ!!!」