「…ちなつ?」

「…。」

「ちなつ!!!」

「うわぁ!!ま、茉莉架
な、何!?」

「もう、
授業終わったよ?」

「えっ?」

周りを見たら
いつの間にか授業は
終わっていた。

「ぼーっとしちゃって
ちょっと疲れぎみ?
…大丈夫?」

「うん。大丈夫!笑」

「まったく…ちなつは
頑張りすぎだよ」

「ご、ごめん」

「謝んないでいいよ!笑」

「…わかった。
ところで茉莉架
…今何時?」

「えっとねぇ…
11時25分だよ。」

「…えっ!? ヤバい
そろそろ行かなきゃ!」

「マジか!!
寂しいなぁ~…。」

「終わったら
 メールする」

「了解☆待ってるよ」
「うん!!
行ってきます☆」

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こうして私は
学校をあとにした。