――…

あっ!

気づくとあたしはユウちゃんのベッドの中にいた


なんで!?

隣にいるのはもちろん…

ユウちゃん。


「あ―

起きた?」

「うん…

…てゆうかなんで?!」

「何が?」

何がって…

ここは病院のベッドの上。

ちっちゃいベッドだからからだがかなり密着してる


「な…なにがって…」

「あ、もしかしてこの密着加減?」

「こっ、こんなにくっつかなく――
きゃっ!」

「ただくっつきたかったからくっついただけ。」

ユウちゃんがあたしの腕を引っ張る

――ギュゥッ。


…幸せだなぁ

ずっとこうしていられたらどれだけ幸せかなぁ…?