そこにいたのは
苦しそうなユウちゃんとそんなユウちゃんに酸素マスクを着けている看護師さんだった


…朝から?

酸素マスク?

…あ

そういえばユウちゃん朝、酸素マスク枕元にあったじゃん…


この間来た時はなかったのに…


それって…考えたくないけど…


やっぱり…

ユウちゃんの容態が悪化してるってこと…だよね…


「ゲッホ…ゲホゴホンッ」

ユウちゃんの発作はまだおさまらない


―前はすぐおさまったのに…


そんな考えばかりが
頭の中を巡り回る


「…こんなんじゃ

…告白なんてっ―


「~♪~~♪

面会時刻終了のアナウンスです


まだ院内にいらっしゃるお付き添いの方々、ご退室をお願い致します―…」



アナウンスが流れてしまった


―もう今日は終りだ…