「は?

言ってなかったっけ?俺、優太の友達。

優太が前入院してた時俺盲腸でさー…で、たまたま超気があって友達になったわけ。

そん時にお前の話とか色々聞いてよー

あっ、手紙のこともそん時きいたんだぜ?


まぁぁ~そんな感じで俺は大体予想ついたって訳。」



そうだったんだ…。

晴樹さんは優太の友達だったんだ

「…で?それは何?」

晴樹さんの指が指すのはあたしが持っている写真

「…あ。」

写真の中の女の人。

それはあたしだった。


あたしが太陽の丘から海を見ている写真だった