白い天使。

――『ガラッ』

恐る恐る顔をあげるとそこにはいつも通り優しい顔をしたおばちゃんがいた

「あら、リンちゃん~

来てくれたのね!…あっ!おばちゃん用事あったわ~、ちょっと優太の荷物整理してくれないかしら~?」

「…うん!いいよ!

私に任せてっ」

荷物整理なんて苦手だけど、ユウちゃんと向き合える気がして。


「あら、ありがとうね~。

おばちゃん助かるわっ!じゃ、よろしくね」


そういうとおばちゃんは足早に病室をあとにした