…それからあたしは、どうなったかは良く覚えていなかった ただ起きたらあたしの体は何かに縛られたような感覚に襲われていた でも頭がボーッとして… 「…ん 起きたのか…?」 隣から聞こえる低くてかすれぎみの声 …夢、でも見てるのかな? だって隣に誰かがいるはずがないし 「…起きてない…のか?」 頬に骨っぽい指が触れる… なんか…夢なのに…リアル…だな 「って、え!? 何…?」 「あ~ぁ、やっぱ起きてたのか」