「別にって…」

はぁ…隣から聞こえるため息と共にあたしの手は自由になった

「…じゃぁ」

あたし…これからほんとにどうしよう…


「待って

…リン。」


…は?なんであたしの名前しってんだろう

「ねぇ…名前…なんで…」

「あ~今はそんなんどーでもいいし。」


「それよりホラこれ」

カシャッ…

袋のような物体があたしの前に差し出された

「何…これ…」

「まーぁ…見りゃ分かるんじゃねぇの?」

「……」

何が入っていたって結局なにも変わりはしないし。

何が起こるわけでもない


見てみるだけ見てみようかな