「―――――っ!!」


どうして…

なんで…



「何…してんの?」

「……。」

「ねぇ、何してんの?」


「なんで…止めたの」

あたしは暗闇の中の瞳に目を向けた

「やっぱ死のうとしてたんだ。」

暗闇の中から聞こえる低くて軽く威圧感のある声


「………別に。

ていうか手、放してよ」