それからあたしはおばちゃんの言葉を無視して

病院の屋上に来ていた


あたしの上には果てしなく続く星空…

―――…ユウちゃん

この空を越えたら…

またあなたに会えるかな…?


あなたはあたしを待っていてくれる?

あたしとあなたはもう一生会うことはないんだよね…

だったら………






あたしも―――――――――…

手をかけたフェンスからは金属のひんやりした感じが伝わってくる


ぐっと身をのり出す―――――…