「…ぅん。」

それは昔あたしたちが迷いこんでしまったとき

ユウちゃんの隣でずーっと泣いてたあたしに
ユウちゃんが見せてくれた景色だった

夕日が綺麗で綺麗で…

あの頃と何も変わらない…


それで…

話には続きがあって

泣き止んだあたしに

ゆうちゃんは……





「――――――――ちゅっ…」




キスをした。